キャンプで日本酒を楽しむという文化は、近年じわじわと広がっている。
焚き火の揺らぎと、夜気の冷たさに合う酒はビールだけではない。
このLOGOSの『携帯・アウトドア熱燗セット』は、温度を楽しむ酒──特に熱燗を屋外で成立させるための機能と雰囲気をまとめた道具だ。
徳利・御猪口2つ・燗ポット・敷物・収納巾着のセットで、見た目は古風だが中身はアウトドア仕様で割れないアルミ製。
2人前提というコンセプトも面白い。

セット内容と仕様
セット内容は徳利・御猪口×2・燗ポット・敷物・収納巾着。
重量約440gで、ソロ向けギアと比べても大きな負担にはならない。
徳利の容量は約300mlで、ワンカップより少し多く、四合瓶から注ぐとちょうど良い。
燗ポットは約660ml入り、湯煎やグリル上で温められる。
御猪口は非常に小さく15mlの容量で、ガブ飲み向けではなく、香りと温度差を楽しむ飲み方に合う。
使い方と体験値
使い方は湯煎か直火のグリル温め。
徳利を湯に浸して温める方法は居酒屋の燗付けに近いが、燗ポットを「ちろり」として直接使う方法はアウトドアらしい手数の少なさがある。
温めながら焚き火や調理と並行できるのが快適だ。
秋冬キャンプでは熱燗が本当に身体に効く。
気温10℃台でも差がはっきり出る。
アルミは熱伝導が良く温まりが速い代わりに冷めやすいので、注ぐテンポがゆっくりな人は少し忙しくなる。

二人用というデザイン
御猪口が二つ付いている点は単なるおまけではなく、用途を決めている。
日本酒はコミュニケーションの道具として強く機能する酒で、特に温度帯を扱う酒はシェアに向いている。
キャンプでビールやハイボールをシェアすることはほとんどなく、熱燗は明らかに「二人で飲むと豊かになる」ジャンルだ。
テント前・タープ下・デッキ・ベランダと場面が広い。
質感と携帯性
素材はアルミだが表面処理と色味のおかげで工業感は弱い。
収納巾着は味が出るタイプで、家の収納でもキャンプでも扱いやすい。
重量440gは酒器としては重いがキャンプ道具としては軽い。
グラスや陶器の徳利を持ち出すことを考えると、割れないというメリットが圧倒的に大きい。
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レビューから読む実用性
レビューでは「キャンプで熱燗が楽しめる幸せ」「冷酒と熱燗の両対応」「お猪口が小さい」「使い勝手に改善余地」という意見が並ぶ。
良い点としては雰囲気と趣味性に対する満足度が高い。
課題としては御猪口の容量と燗操作のテンポ。
冷酒用途では燗ポットに保冷剤を入れて温度劣化を遅らせるという応用も紹介されている。
適した用途
- 秋冬キャンプの夜
- 友人や家族とのゆっくりした時間
- ベランダ飲みや自宅アウトドア
- 車中泊の晩酌(火気は場所に注意)
- アウトドアおつまみとの相性研究
ソロでも使えないことはないが二人以上の方が面白さが増す。
日本酒文化をキャンプへ移植するという遊び方を支える道具だ。
向いていない人
アルミの保温性は高くないため「熱燗を長くキープしたい」「番茶のようにずっと温めたい」という用途には不向き。
御猪口のサイズから考えても大量消費向けではなく、味・香り・温度帯の細かな変化をちびちび飲む方向のギアになる。
まとめ
LOGOSの熱燗セットは性能より体験価値が強いギアだ。熱燗という文化を屋外に持ち出すだけでアウトドアの時間は大きく変わる。
「ビールと焚き火」だけのキャンプから「温度を遊ぶ」キャンプに移行できる。
割れず、軽く、雰囲気があるという三点が綺麗に揃っている。道具がコンセプトを決める例として面白い製品だ。
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