キャンプ飯に欠かせない調理器具といえば「ダッチオーブン」。
けれど、鋳鉄製はシーズニングやサビ対策などの手間が多く、扱いづらいと感じる方も多いのではないでしょうか。
私もその一人で、「もっと手軽に使えて、でも本格的に調理できる鍋が欲しい」と探していたときに出会ったのが、CAMPING MOON ステンレス ダッチオーブン 6インチ(DO-25)でした!
今回は実際に使ってみた感想とあわせて、この鍋の特徴やメリット・デメリットを詳しくご紹介します。
目次
スペック(DO-25)

- 材質:SUS304(本体/フタともオールステンレス)
- サイズ:内径(底)約120mm、開口約150mm、蓋込み高さ約115mm
- 深さ:深鍋約80mm、浅鍋約30mm
- 重量:約2.5kg
- 同梱物:深鍋、浅鍋(リッド)、ツル(補助ハンドル)、底網、帆布ケース
- 構造:脚なしフラット底=自宅コンロ可、フタ反転で浅鍋フライパン化
ここが推しポイント
1) メンテが段違いにラク(シーズニング不要)
鋳鉄の“育てる楽しみ”は捨てがたいけど、サビ・油膜管理・洗剤NGの手間は現実的に大変。
ステンレスは洗剤OK!拭き取りやコーティングも不要。
2) 厚板×高気密で“オーブン調理”が本格派
重いフタでしっかり密閉、上にも炭が置けて上下加熱が可能。
素材の水分を活かす無水調理は、肉のジューシーさ・根菜の甘みが段違い!
3) フタが「浅鍋」になる2ピース設計
リッド反転で鉄板的に焼きができる。深鍋で煮込み、浅鍋でソテーの同時進行も◎。
底網付属でロースト・蒸し・燻製も手早い。
4) 家でも活躍(脚なしフラット底)
ガス・一部IH等の家庭調理器で使えるので、キャンプ頻度が低くても無駄にならない。
ロマンより「扱いやすさ」を取る人にベスト
- SUS304オールステンレス×厚さ約3.4mmの高蓄熱で、無水・無油・オーブン調理が安定。
- シーズニング不要・洗剤OKで、使用後は“洗って乾かすだけ”。ソロやライトユーザーに最適。
- 6インチのコンパクトさで、キャンプはもちろん家庭のコンロ・IH系でも(脚なし底)使えるのが便利。
- 反面、総重量約2.5kgはそれなりにヘビー。炊飯は容量的に吹きこぼれケア必須。
ユーザーの声
高評価:
- 「作り・加工精度が良い」
- 「米が羽釜以上に香り高く炊けた」
- 「メンテフリーで気楽」
- 「ソロに使い勝手が良い」
気になる点:
- 「重め」
- 「小さめで大人数には不向き」
こんな人にオススメ
- 鋳鉄の手入れは面倒→ステンレスで便利に使いたい
- ソロ中心で小鍋・高機能を探してる
- 自宅でも日常的に使いたい

使いこなしのコツ
炊飯
- 0.5〜1合に適しています。弱〜中弱火でじっくりがコツ。
- 蒸らしは火から外して10〜15分。底網を活用して焦げリスク低減も手。
無水調理
- 肉:塩をなじませ弱火〜中弱火でじっくり。フタ上にも熱源があると表面の焼きが上がる。
- 野菜:水分の多い食材(玉ねぎ、トマト)+少量塩で水なしOK。
燻製・蒸し
- 底網+アルミホイル+桜チップでスモークチーズ・ベーコンが手軽。
- 蒸しは水を少量、弱火維持でふっくら。
片付け・ケア
- 調理→洗剤で普通に洗浄可能。必要に応じて水滴を拭き取り乾燥。
- 焦げもので使用後には湯+木べら→落ちなければ重曹湯で煮沸。鏡面仕上げでない分、扱いが気楽。
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キャンピングムーン(camping moon)

サイズ感と選び方
- 6インチ:ソロ向け。炊飯は少量。
- 「もう一回り大きめ」が欲しい人は、上位サイズ(8インチなど)のステンモデルが候補。
鋳鉄 vs ステンレス vs 多層鋼(かんたん比較)
鋳鉄 | ステンレス(本製品) | 多層鋼 | |
---|---|---|---|
メンテ | シーズニング必須/洗剤NG | 不要/洗剤OK | 不要/洗剤OK |
蓄熱 | 非常に高い | 高い(厚板で補完) | 高い+伝熱均一 |
重量 | 重い | 重い(6インチ2.5kg) | 最も重い傾向 |
価格 | 幅広い | 中〜やや高め | 高価 |
使いやすさ | 玄人向け | バランス◎ | 調理性能最強だが価格&重量が課題 |
総評:メンテの気楽さと“十分な”調理性能のバランスで、ステンレスが日常〜外遊びの両立に最適!
良い点・惜しい点
+ 良い点
- SUS304厚板×高気密で無水・オーブン調理が安定
- シーズニング不要/洗剤OKで清潔・簡単
- フタ反転の浅鍋運用が便利/底網&帆布ケース付属
- 脚なし底で家庭コンロOK
△ 惜しい点
- ちょっと重め
- 6インチ容量のため炊飯は少量推奨
まとめ
CAMPING MOONのステンレス ダッチオーブン 6インチ(DO-25)は、「ラクに扱えて、ちゃんと旨い」を両立したソロ向け万能鍋!
鋳鉄の手入れに気が向かない日も、これなら洗って乾かすだけ。
無水・蒸し・燻製・炊飯をこのサイズで回せるのは、正直、反則級の使い勝手です。
“持って出るのが楽しみになる鍋”を探しているなら有力候補。
家でもキャンプでも遠慮なく酷使して、道具らしい傷を刻んでいきましょう✨
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キャンピングムーン(camping moon)
